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2026.4.14日更新
原油不足の影響で様々な品種で出荷制限・受注停止が発生しております。
弊社では既に3月初旬から、日ごろ該当品種をご購入いただいているお客様を中心に弊社営業マンより直接注意喚起をさせて頂いてきましたので、多くのお客様でご注意を頂いていると思いますが、今後も警戒は必要です。
下記に順次情報を更新していきます。
① 原材料不足
石油製品の主原料であるナフサやエチレンの主供給元、三菱ケミカルや出光などの減産・制限により原材料不足が発生しています。
弊社調べでは多くのメーカーでは商品や原材料在庫は1~1.5か月ほど確保はされているようですが、その後について不透明です。
② 東南アジアのエネルギー事情
作業用品・安全保護具の大部分は東南アジアで生産されています。
ただ、生産国側のエネルギー事情により、生産できない、又は日本に運ぶタンカー数の減少などが発生しているそうです。
数年前の年末にもタンカー不足が発生したことはありましたが、その時はタンカーそのものが不足でした。
今回は船はあっても原油がなく出航できない船も相当数あるそうです。
③ メーカーの対応キャパオーバー
梱包関連を中心に、非常に多くの注文が殺到しているため、対応できる量を超えてしまっているメーカーが発生しています。
これらのメーカーは現在一時的に一切の注文を停止にしたり、特定の品種の注文を停止にするなど対策を取っていますので、販売店側としてはお客様のために発注したくても出来ず、注文残にもできない状況です。
中東情勢の不安定さがこのまま続くとなると怖いのは1~2か月先。
既に市場に出回っている在庫がひと段落した段階、本来なら現在生産されているものが市場に出てくるタイミングが最も品薄・欠品が発生しやすい時期だと思われます。
又、そのころの販売価格はビックリ価格に高騰している可能性も十分にあります。
〇 買いだめ、大口購入の禁止
現在の中東情勢以前、平常時の購入量を超える注文に対して、メーカー側で規制を行い出荷を制限します。
メーカーによって対応は以下のようにマチマチです。
直近一定期間の購入量(6か月、一年でどれぐらい注文されているかなど)
購入スパン(〇か月で1回の注文が行われているか)
〇 新規の注文停止
既存のお客様優先のため、新たな注文を受けません。
メーカーは、日ごろ該当メーカーで日常的にご購入されている企業様にしか販売しないというスタンスです。
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弊社のような販売店側からすると、まず販売店が過去に発注した事がない商品をメーカーに発注してもキャンセルとなります。
購入履歴がある商品も、日ごろ発注している量しか出荷をしてもらえず、供給量を上げられないジレンマはあります。
①梱包資材
‣ ストレッチフィルム、PPバンド、粘着テープ
取引があるメーカーのほとんどが出荷制限をしております。
一部では全てのテープの受注を停止するメーカーも発生しています。
3月後半から大手通販サイトでも一部商品の取引停止が発生しているようです。
当初はOPPテープなどフィルム系のテープの制限が中心でしたが、4月に入りマスキングテープで大きな欠品が発生中で、養生テープなども入荷は不安定になるなど、他のテープにも影響が及んでいます。今や、ほとんどのテープが何かしらの影響を受けていると思われます。
コロナマスカーなどマスカーテープ全般もほとんど入荷していません。
②緩衝材
‣ 気泡緩衝材 発泡緩衝材
プチプチについては国内の再生プラスチックを原料にしているとのことで今のところは供給不安はなさそうです。
ただ、他社で入手困難になった企業様からの注文が相次いでいるとの事で納期が以下のように長くなっています。
通常の規格品で1週間以上
カット品や特注品などは2週間以上となっています。
ミナフォームなど発泡緩衝材は出荷制限中です。購入スパンまで厳しく審査され、厳格に出荷管理されています。
③包装資材
‣ ポリ袋、ゴミ袋
弊社では企業様向けに特注サイズを作ってもらっている工場と数社取引がございますが、ほぼ全ての工場が受注停止中です。
4月に入り業務用規格1号~20号、45L・70Lなど家庭用も含めて全ての種類で出荷制限となりました。
実際に業務用規格で他社でご購入できないと弊社にお問合せを頂いた事例が多々ございます。
袋だけではなくポリシート、ポリフィルム、ポリチューブ、養生シートなども同様です。
④手袋
‣ 使い捨て手袋
ショーワグローブ、東和コーポレーションなど大手をはじめ、ほとんどのメーカーが出荷規制中です。
特にニトリルゴム製の使い捨て手袋は入手が非常に困難になってきております。
その影響でPVC(ビニール)製やポリエチレン製も品薄になってくると思われます。
今のところ、使い捨て手袋以外の手袋については円滑に出荷はされています。
ただ、使い捨て手袋以外の作業手袋の中にもニトリルゴム製の手袋は多種ございますのでご注意は必要だと思います。
⑤容器
‣ 調色カップなど
大手も出荷制限、注文停止など影響が出ています。
⑥保護具
‣ 不織布マスク、防護服(紙つなぎ)
4月14日では特別に大きな影響はありません。ただ、あまりイメージはわかないと思いますが原油由来の製品となりますのでご注意は必要だと思われます。
不織布マスクでは一部のメーカーで出荷停止中となっています。
⑦作業服
秋冬物から大部分のメーカーで値上げが予定されているそうです。
一部商品ではタンカー不足により入荷予定が遅れるなど影響を受ける商品もあるようです。
作業服メーカーの価格改定時期はおおむね10月1日ですが、一部の早いメーカーは9月1日です。ご注意ください。
⑧その他
‣ 洗浄剤、プラスチックボトルなど
化学製品系の商品は原材料の一部が石油由来だったり、納入される形態がプラスチックボトルだったりと思わぬところで制限が発生している商品もございます。
牧野商会では日ごろご購入いただいているお客様向けの商品は常に万が一に備えています。
ただ、中東情勢が今後どれぐらいで終息するのか出口が見えない状況ですので、お得意先様におかれましても在庫量には十分にご注意いただきたいと思います。
又、ご不安・ご質問がございますお得意先様は、いつでもお気軽にご相談ください。
よろしくお願いいたします。